くるり岸田繁は発酵食品が好き

 

ドラマのある生活。3年ぶり。高3で忙しくなって見なくなり、浪人期忙しさを脱すると程なくして狂ったようにバラエティとラジオを楽しんだから、3年ぶり。10月クールは11番組。

 

<月曜日>

 

「SUITS」

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<火曜日>

 

「僕らは奇跡でできている」

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<水曜日>

 

「獣になれない私たち」

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<木曜日>

「黄昏流星群」

(ごめんなさい)(佐々木蔵之介好きなんですけども)

 

 

<金曜日>

 

「大恋愛」

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昭和元禄落語心中

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「僕とシッポと神楽坂」

 

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「忘却のサチコ」

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<土曜日>

 

江戸前の旬」

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コールドケース2」

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<日曜日>

 

下町ロケット

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今日から俺は!!

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 〜ボクノオススメ〜

 

江戸前の旬」

 

一人前の寿司職人を目指す青年の物語。

「一人前の寿司職人」というのは、10貫そこそこを握る事に関しちゃ超一流だが2人前以上になるとまるで能力が発揮できない人のことではない。何人前であっても、ナイスな握りを提供する人のことである。説明無用でしたか。ごめんあそばせ。

このドラマの魅力をいくつかご紹介。

一つは、職人っていいなあって思うこと。職業系のドラマはたくさんあるけど、弁護士、医者、警察が多くて(最近は校閲ガールみたいにトリッキーなお仕事ものも多いけど)、いわゆる職人さんを描くドラマ少ない気がする。勧善懲悪でもなければ、イマドキ女子でもなければ、変わった仕事でもない。シンプル職人への道。職人って憧れるよなあ。繊細さが魅力的。

二つ目は、シンプルに寿司がうまそうなこと。ストーリー自体はいたって普通。ただ、寿司がうまそう。何貫かツマミに寿司屋に行く感じで、ちらっと見てみてはいかがだろうか。

三つは、回ごとに主人公がいること。"誰"ではない。"何か"である。ある一つの寿司ネタをベースに30分進んでいく。第一話は漬けマグロだった。初回だっただけに、元来保存食として作られた漬けをテーマに据えることで、ドラマが長持ちするようにという願いがあったのだろうか。完全に勝手な解釈である。

 

 

 

「僕らは奇跡でできている」 

 

「効率的」「便利」「合理的」の圧に嫌気がさしているような人はハマりやすいと思う。何となーく、のんびーり見れる数少ないドラマ。45分間、やんわり口角を上げた状態で見ることができる。

魅力はたくさんあるのだが、長くなるので二つ。

一つは、俳優陣の魅力。高橋一生は言わずもがな、役のとおり素直でチャーミングなのだが、高橋一生と同じかそれ以上に僕が好きだと感じたのが、家政婦役の戸田恵子だ。言葉には表せない、「やっぱいいなあ」「ずっといいなあ」といった感じ。

二つ目は、ドラマ内で提示される「ギモン」だ。

「なんで虹はむしへんなの?」

「なんで"ウサギとカメ"でカメは止まっているウサギを無視したの?(死んでいるかもしれないのに)」

のようなギモンを投げかけてくれる。録画だったら、つい停止ボタンを押して考えにふけってしまう。ワクワクするよなあ、こういうの。高橋一生演じる相河先生と意見が同じだった時、なんだか嬉しかった。相河先生に褒められたいとも思った。知識があればいいってもんじゃない。むしろ関連知識があると楽しく考えられない。子どもごころに戻って、物思いにふける時間って素敵だと思う。

 

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